洒落怖(名作・定番)

洒落怖(名作・定番)

【洒落怖・名作】海からやってくるモノ【怖い話・短編】

海からやってくるモノ 普段付き合いのいい同僚が、何故か海へ行くのだけは頑として断る。 訳を聞いたのだが余り話したくない様子なので、飲ませて無理やり聞き出した。 ここからは彼の語り。ただし、酔って取り留めのない話だったので、俺が整理...
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【洒落怖・名作】『拾った石』【怖い話・長編】

拾った石 すみませんお待たせしました。 ここの人たちだったら信じてくれると思います。 霊感とかそんなもん無いと思うが、実体験を書いておきます。というか、僕と友人の話しなのですが、どちらかというと友人の方に、霊感みたいなものがあったん...
呪いにまつわる怖い話

【洒落怖・名作】リョウメンスクナ(両面宿儺)【怖い話・長編】

リョウメンスクナ 俺、建築関係の仕事やってんだけど、先日岩手県のとある古いお寺を解体することになった。 今は利用者もないお寺。で、お寺ぶっ壊してると、同僚が俺を呼ぶのね 「ちょっと来て」と。 俺が行くと、同僚の足元に、黒...
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【洒落怖・名作】ヒッチハイク【怖い話・長編】

ヒッチハイク 今から7年ほど前の話になる。俺は大学を卒業したが、就職も決まっていない有様だった。生来、追い詰められないと動かないタイプでテストも一夜漬けタイプだ。 マァ何とかなるだろう、とお気楽に自分に言い聞かせ、バイトを続けていた...
旅館・ホテルの怖い話

【洒落怖・名作】旅館の求人【怖い話・中編】

丁度2年くらい前のことです。旅行にいきたいのでバイトを探してた時の事です。 暑い日が続いてて汗をかきながら求人をめくっては電話してました。 ところが、何故かどこもかしこも駄目,駄目駄目。 擦り切れた畳の上に大の字に寝転がり、適当に...
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【洒落怖・名作】地下のまる穴【怖い話・長編】

地下のまる穴 これは十七年前の高校三年の冬の出来事です。 あまりに多くの記憶が失われている中で、この十七年間、わずかに残った記憶を頼りに残し続けてきたメモを読みながら書いたので、細かい部分や会話などは勝手に補足や修正をしていますが、...
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【洒落怖・名作】リアル【怖い話・長編】

リアル そこまで面白いことでもないし、長くしないように気をつけるが多少は目をつぶって欲しい。 では書きます。 何かに取り憑かれたり狙われたり付きまとわれたりしたら、マジで洒落にならんことを最初に言っておく。 もう一つ、俺の経験か...
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【洒落怖・名作】着物の少女【不思議な話・短編】

毎年夏、俺は両親に連れられて祖母の家に遊びに行っていた。 俺の祖母の家のある町は、今でこそ都心に通う人のベッドタウンとしてそれなりに発展しているが、 二十年ほど前は、隣の家との間隔が数十メートルあるのがざらで、 田んぼと畑と雑木林ばか...
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【洒落怖・名作】しっぽ(山の怪)【怖い話・長編】

しっぽ これは、俺の祖父の父が体験した話だそうです。 大正時代の話です。大分昔ですね。曾じいちゃんを、仮に『正夫』としときますね。 正夫は狩りが趣味だったそうで、暇さえあれば良く山狩りに行き、イノシシや野兎、キジなどを獲ってい...
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【洒落怖・名作】宿直のバイト【怖い話・中編】

宿直のバイト 数年前、大学生だった俺は先輩の紹介で小さな診療所で宿直のバイトをしていた。 業務は見回り一回と電話番。あとは何をしても自由という、夢のようなバイトだった。 診療所は三階建てで、一階に受付・待合室・診察室兼処置室、...
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【洒落怖・名作】危険な好奇心【怖い話・長編】

危険な好奇心 少し長い話ですが、暇な方、読んでください。 小学生の頃、学校の裏山の奥地に俺達は秘密基地を造っていた。 秘密基地っつっても結構本格的で、複数の板を釘で打ち付けて、雨風を防げる3畳ほどの広さの小屋。 放課後、...
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【洒落怖・名作】一つの村が消えた話をする【怖い話・長編】

この話を人にするのも、書き込むのも初めてだが、 時間に余裕のある奴は聞いてくれると助かる。 文章は読みにくいかもしれないし、 見る者の殆どが釣りとかネタだろと思う内容だと思う。 なるべく皆の質問には答える予定だ。 時間が限られてい...
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【洒落怖・名作】リゾートバイト(完全版)【怖い話・長編】

リゾートバイト まずはじめに言っておくが、こいつは驚くほど長い。 そしてあろうことか、たいした話ではない。 死ぬほど暇なやつだけ読んでくれ。 忠告はしたので、はじめる。 ...
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【洒落怖・名作】神職一家【怖い話・長編】

近所に家族ぐるみで懇意にしてもらってる神職の一家がある。 その一家は、ある神社の神職一家の分家にあたり、本家とは別の神社を代々受け継いでいる。 ウチも住んでいる辺りではかなりの歴史がある旧家の分家で、そこの神職一家...
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【洒落怖・名作】『サヨちゃん』【怖い話・短編】

サヨちゃん【怖い話・短編】 俺は小学校に入るまでは広島の田舎の方に住んでいた。 その時に知り合い(仲良しではない)だった、「サヨちゃん」の話をしよう。 俺の母方の実家は見渡す限り畑ばかりのド田舎で幼稚園も保育園も無く、俺...
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【洒落怖・名作】鏡の中のナナちゃん【怖い話・中編】

私は幼い頃、一人でいる事の多い子供でした。 実家は田舎の古い家で、周りには歳の近い子供は誰もいませんでした。弟が一人いたのですが、まだ小さくかったので一緒に遊ぶという感じではありませんでした。父も母も祖父も、弟が生まれてから、以前ほ...
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【洒落怖・名作】カン、カン…【怖い話・長編】

幼い頃に体験した、とても恐ろしい出来事について話します。 その当時私は小学生で、妹、姉、母親と一緒に、どこにでもあるような小さいアパートに住んでいました。 夜になったら、いつも畳の部屋で、家族揃って枕を並べて...
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【洒落怖・名作】固芥さん(コッケさん)【怖い話・短編】

あんまり自分の出た地域のことは言いたくないんですけど… 私の田舎では『コケシ』のことを『コッケさん』と言って、コケシのような呼び方をすると、大人にそうとう怒られました。 中学生に上がりたての頃。半端な...
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【洒落怖・名作】姦姦蛇螺(かんかんだら)【怖い話・長編】

小中学の頃は田舎もんで世間知らずで、特に仲の良かった隆史、雄二と三人で毎日バカやって、荒れた生活してたんだわ。 オレと隆史は家族にもまるっきり見放されてたんだが、雄二はお母さんだけは必ず構ってくれてた。 あくまで厳しい態度でだ...
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【洒落怖・名作】非常階段【怖い話・長編】

数年前、職場で体験した出来事です。 そのころ俺の職場はトラブルつづきで、大変に荒れた雰囲気でした。 普通では考えられない発注ミスや工場での人身事故があいつぎ、クレーム処理に追われていました。 朝出社して夜中に退社するまで、電話に向かって頭を下げつづける日々です。 当然俺だけでなく、他の同僚のストレスも溜まりまくっていました。 その日も事務所のカギを閉めて廊下に出たときには、午前三時を回っていました。
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